恋するプラハ

ベルトラムカ

チェコはプラハにある人気の邸宅。この建物が何故有名であるのか?それは『モーツァルト』が滞在していた歴史があることから。
ベルトラムカはプラハの貴族が別荘として使用しており、城壁の郊外に建築された邸宅。近世の裕福な貴族はこのような別荘を持っていたとされておりベルトラムカという名の由来はベルトラムスカーという所有者の名前からとられたと言われている。

『モーツァルト』が滞在したと言われている当時の館の所有者であるフランティシェク・クサヴェル・デュシェックとヨーゼファ・ドゥシュコヴァーの音楽家夫婦で、このベルトラムカに音楽家を招く事を楽しんでいた。その当時、“ドン・ジョヴァンニ”制作のためにプラハにやってきたモーツァルトを夫婦はベルトラムカに招き作曲に集中させた。当時プラハの宿で期限の迫った作曲に根を詰めていたモーツァルトにとっては夫婦の提案は非常にありがたいことでベルトラムカで制作に集中し“ドン・ジョヴァンニ”を完成させたと言われている。

更に、『モーツァルト』はベルトラムカに滞在し“皇帝ティートの慈悲”を制作したとも言われている。チェコではオーストリアの人々に並ぶほどモーツァルトをチェコに縁の深い偉人と捉えており、ベルトラムカはモーツァルト生誕200周年を記念して博物館となった。